テーマ:痛み

肩手症候群 ~温冷交代浴や低周波が有効~

『鹿児島大学医学部リハビリテーション科:石川 聖子、田中 信行』  肩手症候群は、脳卒中などの発症後約1カ月目くらいから、痲痺した側の手指の痛みがみられるものです。  痛みに加えて、むくみのために急速に手指が曲がったまま伸びなくなり、リハビリの大きな阻害要因になります。  脳卒中後のものは、通常の消炎鎮痛剤や利尿薬…
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身体は身体を守っている

 私は脳内出血で左上下肢が麻痺しましたが、数ヶ月で装具無し杖無し歩行が出来るようになりました。そして半年足らずで元の職場に電車通勤で職場復帰しました。  無我夢中の通勤勤務でした。おそらく歩き方も悪く、歩く姿勢も悪かったのだと思います。でも、事故もなく通勤勤務出来たのは、悪くても『身体が身体を守って』くれていたからだと思います。 …
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満開の桜

 先月の20日頃から麻痺側の左足のしびれ感が強くなりました。歩きづらいのと、歩き方が悪いのか右側の腰痛も強くなり始めていました。側湾のある左腰も違和感がありました。  今月初めから、昨年の初夏に整形外科を通じてオーダーしたコルセットを着用することにしました。腰痛には効果無しと思って使用していなかったのですが、側湾症には効果があ…
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「痛みと心」のシリーズ 6.慢性の痛みをふせぐためには

 今まで述べてきたように、慢性的な肩こりや腰痛には心身的医学的対応が必要になります。患部の治療だけではなく、心のケアで慢性疼痛を防ぐためには、次のようなことが重要です。 1.痛みを理解してもらえないと、怒りや惨めな感情がこみ上げてしまうため、「辛いでしょう」と受容的、共感的に対応してくれる人の存在、特に家族の理解が大切になります。…
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「痛みと心」のシリーズ 5.患部以外に痛みを感じる「関連痛」と「慢性の痛みと情動ストレス」

 痛みには、どこを触っても痛い、患部とは違う箇所を触っているのに痛みを感じる「異所性興奮」というものもあります。本来、触っても痛いはずはないのに、触っただけで痛いというように触覚が痛覚に変わってしまう状態があります。これを「アロデニア」と呼んでいます。  また、体には「トリガーポイント(圧痛点)」があります。例えば、慢性的な肩…
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「痛みと心」のシリーズ 4.「心理的疼痛」

 前回に述べたような慢性疼痛には、個人の心の問題が大きく関わる痛みである「心理的疼痛」の要素が大きな比率を占めています。  そして、この心理的疼痛で大切なことは、うつ病に伴う痛みというものがあることです。  慢性的な痛みから全身の不定愁訴が生じ、精神的にも落ち込んでくると、うつ病を伴うようになってしまいます。  うつ…
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「痛みと心」のシリーズ 3.「急性の痛み」と「慢性の痛み」

 痛みには「急性の痛み」と「慢性の痛み」があります。 急性の痛みの多くは、ぶつけたり、切ったりした炎症や外傷による「器質的な痛み」です。これは、理由がハッキリしていて、客観的にも理解されやすく、鎮痛薬や抗炎症薬などが効果的に作用する痛みです。  長期間、頑固に繰り返される慢性的な痛みの多くは、身体病変の存在が不明瞭である…
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「痛みと心」のシリーズ 2.現代人に多い腰痛と肩こり

 「痛み」の中でも、肩こりや腰痛といった症状は、現代人の多くが抱える痛みです。特に「腰の痛み」は、いくつかの原因が考えられます。  直立した姿勢で生活していれば、あまり腰に負担もかかりませんが、年をとると共に背中が曲がって腰の筋肉に負担がかかり、腰の筋肉を少しずつ痛めてしまいます。これは加齢による自然な経過で、姿勢が悪くなったこと…
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「痛みと心」のシリーズ 1.痛み(疼痛)とは

 人間の痛みは、痛みの知覚神経によって伝達され、脊髄後角から延髄、中脳、自律神経などを調整する視床を通り、大脳で認知されます。しかし、伝わり方は同じでも、痛みの感じ方はさまざまです。  なぜ、このようなことが起こるのかというと、「下行性疼痛抑制系」という痛みをコントロールするシステムの働き方によって感じ方が変わってくるからです。そ…
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脳内出血で得たもの

 私がこの病気を発症したのは、60歳の定年退職を1年少し残した03年1月16日です。  そのころは、公共事業の農業土木コンサルタント・マネージャーをしていました。そして「60歳定年になれば余程のことがなければ、仕事をした田舎で暮らしをしたい」と考えていたのです...。  だから退職までは、誠心誠意、農家の皆さんのために知…
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「学習性無力感」と「痛みのコントロール」

 心理学には「学習性無力感(learned helpless)」という言葉があります。 意味は、「人は学習して無気力になることがある」ということです。  簡単に言うと、「学習性無力感とは、脳卒中などによる痲痺などのように、自分の努力によってはどうしようもないと思うような出来事を経験したが故に、自分の未来は自分で切り開くことはで…
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痛みのゲートコントロール理論

 痛みは絶対的なものではありません。 気分によってすごく痛く感じたり、あまり痛くなかったりした経験はありませんか? 痛みは心の状態と深く関係しているのです。  痛みの刺激は感覚神経を通って脊髄に伝わり、そこから脳へ伝えられます。ところが同じ刺激でも痛みを強く感じたり、そんなに痛くないということがあります。  たとえば、膝…
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EBM (エビデンスに基づく医療)とは?

 さて、みなさんはエビデンスという言葉を聞いたことはありますか?  医療の現場ではとてもよく使う言葉で、簡単にいうと「根拠」のことです。ここで使われる「根拠」とは科学的根拠、つまり実験の結果を基に「根拠がある」と考えられる事柄をさしています。  EBMとは、Evidenced Based Medicineの略で「エビデンスに基づ…
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誰もが経験する腰痛

 腰痛には急性腰痛と慢性腰痛があり、主に、やっかいな慢性腰痛に付いての新しい考えを説明します。  まず、物を持ち上げようとした時や体をひねった時などに、魔女の一撃と言われる激痛が襲いかかる「ぎっくり腰」は急性腰痛の代表的なものです。  腰まわりの関節が捻挫したり、筋肉や筋膜の一部が切れたりして、背骨の両脇のあたりに強い痛みが…
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慢性痛の陰に『筋筋膜痛』、治療は トリガーポイント療法が有効

 昨日「トリガーポイント療法」について書いたときに、『トリガーポイントとは、おもに筋肉を包んでいる筋膜(筋筋膜)という組織に形成されるポイントのことで、このポイントが原因となって痛みなどの症状を引き起こしている』と、説明しました。  筋肉の使い過ぎなどで、、筋肉内に硬いしこりのような部分(トリガーポイント)を持つとその場所近辺だけ…
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トリガーポイント療法とは?

 肩こりがある場合や腰痛の時に、「凝った場所や痛いと思っていた場所から離れた場所を押してもらったら気持ちよかった」という経験がありませんか?  このようなポイントをトリガーポイントと言い、おもに筋肉を包んでいる筋膜(筋筋膜)という組織に形成されるポイントのことで、このポイントが原因となって痛みなどの症状を引き起こしているのです。 …
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