障害受容を誤解しないでください

障害とは、「あることをするのに、さまたげとなる状況」。  脳梗塞や脳出血などになると、片側の肢体が不自由になる。これは手足の動きが脳の傷害によってさまたげられたからである。  しかし、リハビリすることでこの「さまたげ」が減少する、つまり障害となる麻痺が改善・回復することが実証されています。脳には可塑性があるからです。…
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作業療法には「両手を使うリハビリ」が必要です

 私は03年1月中旬に勤務中の事務所内で右脳被殻に出血(脳内出血です)。  急性期病院で杖歩行が何とか可能な状態となり、3月初めに回復期リハビリテーション病院に転院しました。  すぐに杖無し歩行の訓練と上肢の訓練が始まりました。  そして5月初め、杖無しでの戸外歩行が100mほど可能となりました。  麻痺…
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洋室よりも和室の生活を訓練すべきです

 私が脳内出血で左側の手足が麻痺したとき、急性期病院の療法士にお願いしたのは「昔のように畳の部屋で生活出来るようになりたい」と言うことでした。  このための訓練を発症から20日足らずで始めたのです。  畳で生活するには、立った状態から床にしゃがんだり立ち上がることが出来る必要があります。  布団から起き…
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着替えは一人でしたかった

救急病院では、下着は自前だが、部屋着は、病院が用意した病衣を着ていたように思う。  急性期病院に転院してからは自前のパジャマを着ていたが着替えはナースがしてくれていた。リハビリ室での訓練もパジャマであった。    倒れてから1ヶ月半で回復期リハビリテーション病院に転院した。  初めて作業療法の訓練室に車椅子で…
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パソコンのキーボードは両手のリハビリになります

 従来型の麻痺側に対するリハビリテーションは、誰かに動かしてもらうのが常で、完全に受身の運動である。  こうした従来型のリハビリテーションに対して、何か目的をもった運動に、強制的に麻痺側を用いるようにしたほうが、神経細胞の再配列を促し、リハビリテーションの効果があがるという意見がある。  脳の可塑性を促す方法として紹…
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両手を使うのは偉大なる挑戦だ

娘が私の手を握って言いました「どうか動きますように」 帰ったあと、麻痺の左手を右手で掴んで膝の上に置き、右手を左手と揃えて上向きで並べました。  両手を見つめながら思いました。『左手はどうして動かないのだろう。どうすれば動くようになるのだろう』。  右手をゆっくり握りながら、左手を同じように握るつもりで動かそうとし…
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実生活を通した訓練が、最善のリハビリである

 リハビリ病院に入院して2ヶ月目ゴールデンウィークに3泊4日の外泊をした。  この時は妻が車で送迎してくれた。  次の週末は電車を使うように指導され、妻の同伴で成功した。  5月半ばの定例会議(担当医・PT・OT・NS合同会議)で『マサおじさんのリハビリメニューはひと通り終了し、退院可能の状態まで回復した』 と…
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靴紐を結ぶことが出来ますか?

リハビリ病院に転院した最初の作用療法室です。 担当の療法士が言いました「マサおじさん、着替えは一人で出来ますか?」 意味が分かりませんでした。今まではナースか妻が着替えさせてくれていたからです。そして周りを見回して気がつきました。私はパジャマ姿ですが周りの患者さんは全員着替えているのです。 着替えるのが普通なのだ。だから着替え…
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「Both hands Therapy(両手を使う療法)」とは私の造語です

片手動作ではなく、両手を発病前のように使うことを続けることで、痲痺手を回復させようとする療法です。 「両手を使うだけ」で「治療法」だとお思いですか。 歩くことが出来るようになるには、どのような訓練を行うでしょうか。 「歩く訓練です」。 このことと同じように、両手を使うことが痲痺手回復の基本だと考えるのです。 CI療…
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麻痺手が少し動くと出来ることが多くあります

道具や世の中も原則として「両手を使う」ことを前提として出来上がっています。 事故などで片側の手を無くした人は、残った手だけでの片手動作を訓練して、生活できるようになることが必要です。 最近は義手も発達し、本来の手に限りなく近い動作が可能だと聞きます。義足の発達も然りです。義手や義手にも最新の技術が取り入れられて、頭で考え…
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歩く時や階段の上がり下りは発病前と同じような足の使い方がベストだと考えます

私達のように身体の片側が痲痺すると、1段ずつ両足を揃える『1段2足』を訓練するようです。 そして、階段を昇るときは、良い方の足(麻痺のない足・非麻痺側の足)を先に上げ、悪い方の足(麻痺のある足)を揃えるようにして昇る。 降りるときは、悪い方の足を先に降ろす。 さて、私は急性期病院入院中に、見守りは必要ですが杖歩行が可能…
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手の基本動作は、グパです

脳梗塞や脳出血になると片側の手足がマヒして動かなくなります。 どなたでも絶対に「あきらめない」でリハビリを続けて頂きたいと思います。 しかしマヒの回復には時間が掛かります。だから悩んだり挫折したりします。 「あきらめない」ということは、ただ心の中で思っているだけではダメなのです。 人生の希望は時として見えにくいものです。…
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リハビリによる麻痺改善は本人次第

運動機能のリハビリを担当するのは理学療法士と作業療法士ですが、これらの人は患者に動作や運動をさせる人なのです。 さて、脳卒中で入院したら一日も早く患者に動作する意欲を持たせるべきだと思います。いやしくも麻痺回復を否定するような言動は用いるべきではありません。 また出来るだけ早期にリハビリを始めることが回復を速めるという報告は…
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麻痺手が動くようにするためには

麻痺手が動くようにするためには早期から麻痺のない手で動かすことや、療法士が麻痺手をリハビリすることです。それと麻痺手に仕事をさせる努力を続けることです。 麻痺手を開いて床やベッドに手をつくことを続けることも必要だと思います。 カラのペットボトルを麻痺手に握らせる練習が効果的だと思います。 丸めたタオルを両手で絞る練習も効果的で…
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『頑張るリハビリ』の意味を取り違えない

「頑張る」と言えば、「一定の場所から動かないで見張りを続ける」ことで、語源は「眼張る」の「がんばる」。 もう一つは、「我を張る」から「ばんばる」。 「一定の場所から動かないで見張りを続ける」にも「我を張る」にも、続けるには『忍耐』が必要です。 そこから「頑張る」を「忍耐して努力する」意味に使うようになったと思います。 リハ…
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麻痺の回復は退院後も続きます

退院後は、昔のような生活を続けることが最大のリハビリだと教えられ、施設や病院で訓練を受けることはしませんでした。 そして、2年少し通勤を続けましたが、この間に歩行能力の進展は見られないように感じました。しかし、退院時は、ほんの少ししか動かなかった左上肢は目覚ましい回復をしたのです。 麻痺の左手でつり革を握って立ってい…
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麻痺手を回復させる努力をする

脳内出血で倒れ、右半身に麻痺が残ったものの「左手のピアニスト」として復帰された舘野泉(たてのいずみ)さんは有名です。 しかし、舘野さんは麻痺の右手を回復させたのではありません。左手のためのピアノ作品を演奏しているのです。   さて、同じように脳内出血で左半身に麻痺が残ったジャズピアニストが、倒れる前のことを思いながら両手指で鍵盤…
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麻痺改善リハビリにおける「訓練の質」とは

鹿児島大学医学部附属病院・霧島リハビリテーションセンター・川平教授のお話です。 【少ない努力で大きな成果を上げることは、だれもが夢見ることですが、リハビリテーションでも少ない訓練で大きな治療効果を上げることは、私達の夢です。 しかし、試験の成績と勉強時間の関係に似て、治療効果は「訓練の質と量」に依存します。    脳の…
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リハビリという言葉は多くの場面で出てきます

よく聞くのは次の3種類です。 ・隣のお年寄りは病気ではないがデイケアでリハビリしている・・・介護予防のリハビリ。 ・野球の選手が膝の手術をして、今はリハビリ中・・・整形外科系のリハビリ。 ・女性歌手がくも膜下出血で入院していたが退院。今からリハビリだそうだ・・・脳血管疾患系のリハビリ さて、リハビリとはラテン語のHabil(…
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「リハビリの世界は、とどのつまりタオル三本」

その心は、「一本は汗のため、もう一本は涙のため、そして最後の一本はヨダレを拭くためのタオル」。 この意味が分かりますか? 「タオルを口にくわえて、歯を食いしばって痛みに耐えるのがリハビリだ」ということだそうです。 「リハビリの現場では、そのくらいの辛さは当然」というのが、冒頭の言葉を発した理学療法士。 地方都市の大きな病院…
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