実生活を通した訓練が、最善のリハビリである


 リハビリ病院に入院して2ヶ月目ゴールデンウィークに3泊4日の外泊をした。
 この時は妻が車で送迎してくれた。
 次の週末は電車を使うように指導され、妻の同伴で成功した。

 5月半ばの定例会議(担当医・PT・OT・NS合同会議)で『マサおじさんのリハビリメニューはひと通り終了し、退院可能の状態まで回復した』 との結論が出ました。
 いつでも退院可能です。と担当ナースから妻に伝達されました。

 『いつでも退院可能』とは、私や家族の心の準備が整えば何時退院して良い。という意味らしい。

 それなら、病院スタッフ全員が言う『実生活を通した訓練が、最善のリハビリである』を直ぐにでも実行すべきで、そのためには早く退院した方が良いと判断しました。

 翌日、担当ナースに言いました。
「6月6日で入院3ヶ月です」。
「ここに来た初診日に担当医が言われました」。
「2~3ヶ月で社会復帰出来るように頑張りましょう」と。
「だから、6月6日に退院したいです」。

 ナースは驚いて言いました。
「そんなに急いで退院する事はないですよ」。
「決して退院させようとしているのではありませんし」。



 リハビリ病院を退院して2日目の6月8日・日曜日。
 妻に付き添いを頼んで、電車で会社まで行けるかどうか試す事にしました。妻には少し離れてついてくるように頼んであります。

 日曜日のお昼近くですから電車も空いています。座席に座ったり、バーを掴んで立ったり、つり革を右手で握って立ってみたりしました。
 乗り換えや階段も一人で大丈夫でした。

 暫く自宅療養したら通勤を再開しようと心に決めたのでした。


 それから2週間経過した月曜日から電車通勤を再開しました。
 初日は出勤・退社時刻を早めましたが、翌日からは早く出勤して、遅めに退社することにしました。電車の混雑時刻を避けるためです。

 会社の人は全員が出勤再開に驚いていました。
 誰も何も言いませんでした。それどころか発病前と同じように扱いました。
 私も昔通りに仕事をしました。

 倒れてから5ヵ月で職場復帰し2年間の通常勤務をこなして61歳半で定年退職しました。
 通勤勤務がリハビリになるだろうと、1年半も定年を延長してくれました。
 ありがたいことです。


画像

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 1

なるほど(納得、参考になった、ヘー)

この記事へのコメント