リハビリテーションとは

 Re(再び)+ habilis(人間にふさわしい)。つまり、リハビリとは「全人的復権」が目的となります。要するに「人間らしく生きる権利の回復」という語源に由来しているようです。

 さて、上記に出て来る「人間にふさわしい」「全人的復権」「人間らしく生きる権利」とはどういう事でしょうか。そもそも、人間は両足で歩き、両手を使い、両手で道具を使う生き物です。ここからは、手足を損傷した人と片麻痺になった人では考え方が異なると思います。例えば片手を失った人はこの時点で障害者ですから利き手交換を含む片手動作の訓練をして自立出来る様に指導します。ところが片手を骨折した場合はどうするのでしょうか。ギブスが外れると両手を使う練習をして元の生活に戻れるように指導します。それは骨折してからリハビリするまで障害者ではないからです。

 ここで、脳卒中で片麻痺になった時は何をするのが「人間にふさわしい」・「人間らしく生きる権利の復権」なのでしょうか。整形外科系の2例を参考にすれば、腦の病気で障害者みたいになっただけで、障害が固定した障害者ではないのです。だから、両足で歩き両手を使うことが出来る様に治療するのが「人間らしく生きる権利の復権」つまりリハビリテーションなのです。



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