CI療法の適応基準程度に回復させる

  『失ったものばかりに目を取られるのではなく、残っているものを使って今までと方法を変えてやりやすいように日常生活を送り明るく毎日を過ごすことが病の改善には必要だ』

 事故で左手を肩から切断した人は、このような考えを持つことが必要です。しかし脳卒中で体の左側が麻痺した人にも同じような考えを求める療法士が多いように思うのですが如何でしょう。

 昔のように「麻痺手は訓練しても動くようにならない」との考えで麻痺手の訓練をしなかった時代は置くとして、脳卒中の可塑性が実証されてからは「麻痺手は訓練すれば動くようになる可能性が大きい」と言われて久しい。

 私は入院リハビリだけで発病前の状態に戻らなくても良いと考えている。CI療法には適応基準があります。この適応基準迄に回復すれば退院しても日常生活で両手を使う努力を続けることで、時間は掛かっても必ず両手で出来る動作が増えて行くと考えて.いる。

 私自身、3ヵ月の入院リハビリでCI療法の適応基準程度に回復していた。退院後はCI療法を受けるのではなく、家庭・通勤電車・職場・買い物等で両手を使い続けることで、出来る事が次第に増加した。

 「手に麻痺があれば用をなさない」と考える治療者が多いのではないでしょうか。そうではないのです。片手に麻痺は残っても両手で出来る事は多いのです。どうか、急性期リハビリと回復期リハビリが連携してCI療法の適応基準程度に回復させるようにお願いしたい。

CI療法の適応基準
http://www.bekkoame.ne.jp/~domen/image/ciindication.jpg




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