『片麻痺は治らないのか、専門職が直せないだけのか』
私は脳内出血で左側の手足がマヒして動かせなくなりました。
脳出血や脳梗塞を起こすと体の片側がマヒしますが、このような状態を片麻痺と言います。
片麻痺は手足が悪くなったのではなく、脳出血や脳梗塞で「脳の運動機能」が傷ついて手足が動かせないのです。
「傷ついた脳の運動機能」を治療で治すことは出来ません。
マヒの手足を動かすことで「脳に新しく運動機能を作る」のです。
だから発症当座のマヒの軽重に関係なく、訓練すればマヒは回復するか改善するのです。
患者がマヒの手足を動かすように指導するのが理学療法士や作業療法士です。
療法士はこのことを十分に分かっているはずですが、片麻痺になってみたこともない専門職が私達のことをどのくらい理解しているのか疑問に思うようなことを見聞きします。
理学療法士や作業療法士はリハビリテーション医療の治療者です。
新しく担当となった患者さんに対し、どのような動作をさせれば回復するかについて、最善を尽くしての検討を行い、本当に最善の対応がなされているのでしょうか。
同じような片麻痺でも、マヒの程度は十人十色なのです。
初日に体を触って患者のマヒ状況・状態を調べて治療法を決めるはずですが、それもしない療法士がいると聞きます。
そして一連の、従来からあるリハビリ対応をすることで済ましている。
患者や家族は素人ですから、どういう対応をされても何も分かりません。
たまにあるのは、マヒ手の訓練をしないで片手動作の訓練だけ行うから、患者や家族が疑問に思って理由を聞くと「マヒ手は訓練しても動くようにならないから」と、とんでもないことを言う療法士もいると聞く。
極端に言うと、いい加減なことをしていても、療法士は平気な顔で過ごせることになる。
しかし、そういうことを平気で対応している専門職は、かならず、わが身にそれが戻ってくるということを、いずれ体験することになるのです。
その一つが、数日前に紹介した「片麻痺になった作業療法士」です。
結局マヒの左手の訓練は行わず、右手だけの片手動作を会得して、炊事洗濯をこなしているのだが、マヒ手が動かないことに悩んだり、動く人を羨んだりして過ごしているのです。
ならば、どうしてマヒ手の訓練を始めようと思わないのか理解できない。
片麻痺は訓練しても動くようにならないと信じているとしか思えないが、専門学校や大学では今でも、そう言う教えをしているのでしょうか。
彼らは、「片麻痺は回復する」というエビデンスというか理論がないと納得出来ないのでしょうか。
ならば彼らは「片麻痺は回復しない」というエビデンスなり理論を持っているのだろうか。
持っているはずがありません。そんなものは存在しないのですから。
しからば、「片麻痺は回復しない」と信じているのにリハビリを続けるのはどういうことでしょうか。
リハビリとは「マヒ手の訓練」ではなく「片手動作の訓練」だという一昔前のリハビリテーションを今も続けているのは何故でしょうか。
回復期リハビリテーション病院は、回復の見込みがあるから、急性期病院から患者を受け入れるはずです。
回復の見込みがあるのだから、マヒ手の訓練に集中すべきなのです。
回復期リハビリテーション病棟の認定を受けた病院には、マヒ手を訓練しないような専門家は存在しないと思うのだが、どうだろうか。
回復期リハビリテーション病棟の認可を受ける方が診療報酬高いと言う理由で認可を何とか受けた病院には、マヒ手を訓練しないような専門家が存在するかもしれない。
脳卒中による片麻痺は回復しにくいのは事実だが、回復しないのではない。
訓練をさせないから回復しないのです。
訓練すれば不自由はあっても両手が使えるようになるのです。
そして年々出来ることが増えるのです。
専門家は回復した人の話に耳を傾けて、反省し、マヒ回復に真剣に取り組むべきです。
退院した人は、週に1回や2回通所リハビリを受けても効果は上がらないでしょう。
通所では自主訓練の方法を指導してもらい、自宅で毎日何度も訓練することが、回復に繋がるのです。
同じ動作を少しずつ何度も毎日続けるのです。
努力を続けると必ず効果が出てきます。
マヒは専門家が治すのではなく、自分が治すのです。
マヒは治るのです。
脳出血や脳梗塞を起こすと体の片側がマヒしますが、このような状態を片麻痺と言います。
片麻痺は手足が悪くなったのではなく、脳出血や脳梗塞で「脳の運動機能」が傷ついて手足が動かせないのです。
「傷ついた脳の運動機能」を治療で治すことは出来ません。
マヒの手足を動かすことで「脳に新しく運動機能を作る」のです。
だから発症当座のマヒの軽重に関係なく、訓練すればマヒは回復するか改善するのです。
患者がマヒの手足を動かすように指導するのが理学療法士や作業療法士です。
療法士はこのことを十分に分かっているはずですが、片麻痺になってみたこともない専門職が私達のことをどのくらい理解しているのか疑問に思うようなことを見聞きします。
理学療法士や作業療法士はリハビリテーション医療の治療者です。
新しく担当となった患者さんに対し、どのような動作をさせれば回復するかについて、最善を尽くしての検討を行い、本当に最善の対応がなされているのでしょうか。
同じような片麻痺でも、マヒの程度は十人十色なのです。
初日に体を触って患者のマヒ状況・状態を調べて治療法を決めるはずですが、それもしない療法士がいると聞きます。
そして一連の、従来からあるリハビリ対応をすることで済ましている。
患者や家族は素人ですから、どういう対応をされても何も分かりません。
たまにあるのは、マヒ手の訓練をしないで片手動作の訓練だけ行うから、患者や家族が疑問に思って理由を聞くと「マヒ手は訓練しても動くようにならないから」と、とんでもないことを言う療法士もいると聞く。
極端に言うと、いい加減なことをしていても、療法士は平気な顔で過ごせることになる。
しかし、そういうことを平気で対応している専門職は、かならず、わが身にそれが戻ってくるということを、いずれ体験することになるのです。
その一つが、数日前に紹介した「片麻痺になった作業療法士」です。
結局マヒの左手の訓練は行わず、右手だけの片手動作を会得して、炊事洗濯をこなしているのだが、マヒ手が動かないことに悩んだり、動く人を羨んだりして過ごしているのです。
ならば、どうしてマヒ手の訓練を始めようと思わないのか理解できない。
片麻痺は訓練しても動くようにならないと信じているとしか思えないが、専門学校や大学では今でも、そう言う教えをしているのでしょうか。
彼らは、「片麻痺は回復する」というエビデンスというか理論がないと納得出来ないのでしょうか。
ならば彼らは「片麻痺は回復しない」というエビデンスなり理論を持っているのだろうか。
持っているはずがありません。そんなものは存在しないのですから。
しからば、「片麻痺は回復しない」と信じているのにリハビリを続けるのはどういうことでしょうか。
リハビリとは「マヒ手の訓練」ではなく「片手動作の訓練」だという一昔前のリハビリテーションを今も続けているのは何故でしょうか。
回復期リハビリテーション病院は、回復の見込みがあるから、急性期病院から患者を受け入れるはずです。
回復の見込みがあるのだから、マヒ手の訓練に集中すべきなのです。
回復期リハビリテーション病棟の認定を受けた病院には、マヒ手を訓練しないような専門家は存在しないと思うのだが、どうだろうか。
回復期リハビリテーション病棟の認可を受ける方が診療報酬高いと言う理由で認可を何とか受けた病院には、マヒ手を訓練しないような専門家が存在するかもしれない。
脳卒中による片麻痺は回復しにくいのは事実だが、回復しないのではない。
訓練をさせないから回復しないのです。
訓練すれば不自由はあっても両手が使えるようになるのです。
そして年々出来ることが増えるのです。
専門家は回復した人の話に耳を傾けて、反省し、マヒ回復に真剣に取り組むべきです。
退院した人は、週に1回や2回通所リハビリを受けても効果は上がらないでしょう。
通所では自主訓練の方法を指導してもらい、自宅で毎日何度も訓練することが、回復に繋がるのです。
同じ動作を少しずつ何度も毎日続けるのです。
努力を続けると必ず効果が出てきます。
マヒは専門家が治すのではなく、自分が治すのです。
マヒは治るのです。
この記事へのコメント
私も10年目ですが完治はしません。
でも十分満足しています。
悲しいことは無いつもりです。
その通りです。自主訓練の必要性や重要性は何度も書いています。そちらも読んで頂ければと思います。ありがとうございました。
本文の末尾にも自主訓練(自主トレ)の必要性は書いています。
母が最近脳出血で現在入院中です。
今日担当医にリハビリをしても右半身わもー動かないとゆわれ、ここを読ませて頂きました。
すごく勇気づけられ、頑張ろうという意欲が増しました。
母が日常生活を送れる日々にするため、りはを頑張りたいと思います。
ありがとおございましたっ。
何かありましたらコメントでもメッセージでも入れてください。お待ちしています。
病院は、治す所なのにまったく治す気がない
お金設けで我々を食い物にしてやがる
何がリハビリ病院だリハビリ医もいないで
いままでリハビリ医にあったことがありません
回復期など直せない療法士達が作った言葉では、ないか自分たちの責任の重さをしっているのでしょうか
リハビリ医がいない病院は回復期リハビリ病棟ではありません。すぐ転院してください。
療法士が患者の後ろを歩くのは、患者の歩行状態を見るためです。さぼっているのではありません。お聞きします。重度障害者の歩行リハビリで療法士は何をすれば良いと思いますか。リハビリするのは患者ですよね。
再生医療の中で脳機能の再生は非常に困難ですが研究は進んでいると思いますよ。
麻痺は治らなくても両手を使うことで多くの事が出来る様になります。
私は生活環境を麻痺に合わせるのではなく麻痺を生活環境に合わせることで出来る動作が増えると考えています。
小生右脳の運動野が壊滅したので2005/10から左半身死体になっとります。皆様リハビリしても元のよに動くよにならんから、サッサと諦めてリハビリをヤメてしまいますが、改善したなら、使い続けんと動きも悪いなります。最善のリハビリ機会は日常生活やと思います。どうしても使う必要が無いと握り込んだを手を開こうともしなくなります。左手をパーにして手袋が出来るようになったのは2年目の12月です。散歩に出るに冷たいからです。距離が伸びるにつれて左手の回復も早くなりました。子供の時を思い出してつかあさい。手を使って何かするにどれだけかかりましたか(・・?) おかげさまで、今ではフェイスタオル一枚で風呂入ってます。背中洗うにも問題無し。歩くのも同じでんがな。散歩に出てるうちに距離も伸びます。あちこちで休憩しながら5~6kmは歩けるよになりますがな。足は脊髄の反射もあるで、手より楽でし。身体の大きさの地図の書き換えが終わったので、車椅子=お買いもの軽自動車ATを運転して200kmを往復も問題もありません。今では梯子に登るし日常生活に問題ありませぬ。麻痺する前みたいに動く訳ねぇんだから、日常生活に不自由が無いなら贅沢言えんでしょ。小生気圧下がってくると左半身の動き悪くなるで天気が悪くなってくると解ります。動きが悪くなる事も計算に入れて行動せんと自分が痛い目みます。では皆様御安全にm(._.)m
言われるように日常生活で両足で歩き両手を使う事が大切ですね。
無理をしないで頑張りたいと思います。
一定期間はやってもダメならもう、何をしても回復しない(療法士にもよる)ので、後は拘縮しないようにリハビリします。
拘縮したら、洋服の脱ぎ着に影響するし、介助する側も面倒臭くなるので
その通りです。
でも発症から数年経過して動くようになった人がいるのも事実です。
拘縮予防のためのリハビリをもう一歩進める事で麻痺手が動くようになると考えますが如何ですか。
右麻痺で足は装具と杖で歩けるようになったのですが、手の方は厳しい状態です。
リハビリ病院では麻痺した右手の訓練は行わず、左手を利き手にする訓練ばかりだったようです。
左手で着替えなどができるようになったにですが、右手の治療や訓練は一切なかったようです。