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zoom RSS 脳卒中のハビリテーション医療とは

<<   作成日時 : 2017/07/05 11:43   >>

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次のようなフレーズは、リハビリテーション病院のキャッチコピーだけではなく、日本脳卒中学会や厚生労働省の脳卒中ホームページにも書かれている。『リハビリテーション医療とは「失われた機能の回復を促し、残された能力を最大限に引きのばす」こと』。
しかし、良く考えていただきたい。

脳卒中、つまり脳梗塞や脳出血などになっても、手足を失ったのでは無いし、手足が廃用になったのでもないのである。
一時的に機能が失われたのであって、「機能を取り戻す」のがリハビリテーション医療の本質ではないでしょうか。

なぜ「麻痺回復に全力を尽くす」と言えないのでしょうか。「失われた機能の回復を促す」と記すことで、「駄目だった」時の逃げ口を作っているように感じる。

何度も言うが、脳梗塞や脳出血になっても、手足が無くなったり廃用になったのではない。健康な手足が一時的に動かないだけである。

さて、「残された能力」とは、「一時的に痲痺を起こしているが、他動で動かせば痲痺した手足が動く能力」のはずだが、「痲痺のない手足の動き」のことと勘違いしている場合が多い。と言うよりも、敢えて痲痺の手を無視するとしか思えない。

だから「痲痺のない手足の動き」を「残された能力」と位置づけして、「利き手交換を含む片手動作」の訓練をするのではないでしょうか。そしてこの訓練を「残された能力を最大限に引きのばす」訓練と言うのである。

片手動作の訓練を正当化するための悪質なフレーズだと感じるのである。
勿論片手や片足を失った人に対しては、「残された能力を最大限に引きのばす」訓練は必要である。しかし、この考えを中枢神経系のリハビリテーションに持ち込む愚に気づかないのが不思議である。

さて、片手や片足を骨折して使えなくなったときには、「機能が失われた」、「残された能力」などとは言わない。それは数週間か数ヶ月で完治し、リハビリで元の生活に戻れるからである。

ところが、脳梗塞や脳出血による手足の麻痺は「リハビリしても治らない」との考えがあるから、先述のようなフレーズを使うのである。

整形外科系のリハビリテーション病院なら「残された能力を最大限に引きのばす」訓練を行うのは当然である。

しかし、中枢神経系のリハビリテーション病院は、「麻痺側の回復に集中するリハビリテーション」を行う、「麻痺回復に全力を尽くす」と宣言すべきである。

そして家庭復帰とは「不自由はあっても両手が使えて、何とか歩けるようになる」ことであると、回復期リハビリテーション病棟を規定すべきである。

変に家庭復帰率の向上を求めるから、片手動作の訓練が横行して、麻痺手の回復率が下がるのだと思うのだが如何でしょうか。

それとも「痲痺手は訓練しても回復しない」と言う科学的な根拠があるのなら示していただきたい。

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